
自毛植毛を特色としています。・・・ranking
院長のあいさつを引用します。
近年の自毛植毛術の技術的進歩は目覚ましく、 国内でもそれに伴う患者数の増加と同一患者での手術回数の増加が見られます。自毛植毛術の他にはない長所は何と言っても再生を繰り返す自身の毛髪であることです。 その適応は、薬剤治療の効果の乏しい永久に毛髪の再生しない脱毛症(男性型脱毛症、先天性脱毛症、瘢痕性脱毛症、女性男性型脱毛症など)であり、自毛植毛術は脱毛治療の中で自身の毛髪として実感しえる最も確実な方法となります。
例えば、自毛植毛術の適応症として最も多い男性型脱毛症(若禿げ)では、 薬物治療の効果の望めない毛髪の消失した脱毛部位に最も強力な毛髪を移動し、毛量を増やし、外観を整えるものであります。ただし、特に若年者の場合には将来の脱毛状態を予測しにくいため、将来の脱毛状態を十分に考慮した手術計画が必要になり、薬物治療も早期に考慮しなければならないことが重要です。この場合、自毛植毛術で考慮しなければならないこは、有限な頭髪を用いるため将来使用できる毛髪量でどれだけの効果が可能かどうか個々の状況で密度とデザインの両面から計画的に治療する必要があり、この点を十分にご理解していただくことにあります。
自毛植毛術で重要なことは、以下の5点ですので、当院ではこの点を特に重要視しています。(1)有限な資源であるドナー組織(採取する後頭部組織)の損失がないこと、 (2)近年の傾向として、1回の手術でできるだけ高い密度(30〜50%)で移植できること(薄い密度の移植では将来の手術回数が増加します)、(3)短時間に大量の移植(4000〜6000本)が可能であること、(4)カウンセリングを行う医師が手術を行うこと、(5)移植に関わる助手が十分に教育され高度な技術を習得していることです。
当院では、最新機器を併用することによる移植時間の短縮、手技安定性、高度な技術(高い毛密度)と低価格を保ち、多用な手術手技の中から個々の患者様の状態に応じた適切で最も良い手技を選択します。自毛植毛術のドナー採取法により、当院独自のNHR法とSFE法の大きく分けて2種類の手法があります。毛量効果を最大限にすることを目的としたNHR法と特に瘢痕性脱毛症(傷跡など)のような毛量を比較的望まない脱毛部位に有効でドナー創の目立たないSFE法があります。
また、当院では、十分に植毛術をご理解し適切な治療を行って頂くために、術前無料カウンセリングに重点を置いています。カウンセリングには比較的長い時間を掛けさせて頂く場合もあり、十分に納得された時点で手術をご決断いただくことをお勧めしております。また、できるだけ親身なアドバイスと治療をモットーにしておりますので、気軽にスタッフに質問できる雰囲気を保つことを常に心掛けております。
脱毛症で悩み続けている方々にとって自身の毛髪が再生を繰り返すという自毛植毛を1つの選択肢と考えて頂き、希望の光の一助となれば光栄です。
